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教員・学生・スタッフの紹介

萩原 正敏(Hagiwara, Masatoshi)

京都大学大学院医学研究科形態形成機構学教授(2010年~2023年度)を経て、創薬医学講座講座主任(第3期/2024年度~)。副プロボスト、iSAL機構長。京都大学のアカデミア創薬を促進するため、下記(*)の諸施設を立ち上げた。

学生時代よりカランやエリルなどの医薬品開発に関わり、アカデミア創薬として、RNAスプライシング制御化合物による遺伝病治療薬などの開発を主導している。創薬スタートアップ3社(キノファーマ、HiLung、BTB創薬研究センター)を起業し、4社目を米国で起業。疣贅貼付薬、子宮頸部上皮内腫瘍治療薬、非オピオイド疼痛抑制薬の3剤のFIH臨床試験を、京都大学医学部附属病院で実施。

日本筋学会年会長、 日本ケミカルバイオロジー学会長、国際ケミカルバイオロジー学会長などを歴任。学術的成果と創薬成果に対し、多数の賞を授与しており、アカデミア創薬分野での世界的リーダーの一人。創薬医学講座で次世代の創薬を担う人材を養成したいと熱望している。

 

 

*アカデミア創薬研究を支援する京都大学のコアファシリティー

医学・生命科学研究支援機構(iSAL) / 医学研究支援センター

 

 

*京都大学発スタートアップの学内インキュベーター

医薬系総合研究棟 / イノベーションハブ京都

 

 

*海外治験推進とスタートアップ支援のための海外拠点

京都大学オンサイトラボ / サンディエゴ研究施設

 

 

萩原 正敏(Hagiwara, Masatoshi)

1.

Nakano-Kobayashi A, Canela A, Yoshihara T, Hagiwara M. (2023) Astrocyte-targeting therapy rescues cognitive impairment caused by neuroinflammation via the Nrf2 pathway. Proc Natl Acad Sci USA. 120(33):e2303809120.

  

2.

Matsushima S, Ajiro M, Iida K, Chamoto K, Honjo T, Hagiwara M. (2022) Chemical induction of splice-neoantigens attenuates tumor growth in a preclinical model of colorectal cancer. Sci Transl Med. 14(673):eabn6056.

    

3.

Ajiro M, Awaya T, Kim YJ, Iida K, Denawa M, Tanaka N, Kurosawa R, Matsushima S, Shibata S, Sakamoto T, Studer L, Krainer AR, Hagiwara M. (2021) Therapeutic manipulation of IKBKAP mis-splicing with a small molecule to cure familial dysautonomia. Nat Commun. 12(1):4507.

 

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