「先端バイオメディシン解析技術室」が設置されました
最先端の解析機器を備えたシングルセル解析ユニットとして、
先端バイオメディシン解析技術室がMIC棟内に設けられました。
https://support-center.med.kyoto-u.ac.jp/SupportCenter/mic_biomedicine
SKプロジェクト(塩野義製薬)は、2018年度から第Ⅱ期5年間を、「精神疾患治療のための創薬・医学研究プロジェクト」として新たにスタートしました。
SKプロジェクト(塩野義製薬)は、2018年度から第Ⅱ期5年間を、「精神疾患治療のための創薬・医学研究プロジェクト」として新たにスタートしました。
AKプロジェクトが総合評価「S」を得ました
文部科学省事業「先端融合領域イノベーション創出拠点形成プログラム」事後評価において、MIC事業のモデルとなりました「次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点(AKプロジェクト)」が、総合評価「S」を得ました。
※関連リンク先
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/02/1400854.htm
http://www.jst.go.jp/shincho/sentanyugo/program/post.html
成宮 周センター長が文化功労者に選ばれました
成宮 周センター長は、炎症や発熱などにかかわる生理活性物質「プロスタグランジン」の働きを解明するなど、基礎医学、臨床医学の大きな発展のために尽力してきました。
京都大学ホームページ(参考)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/events_news/office/soumu/koho/news/2017/171024_1.html
京都大学とアステラス製薬 先端医療実現を目指すアライアンス・ステーションを開設しました
京都大学とアステラス製薬株式会社は、京都大学内にオープンイノベーションの新たなスキームとしてアライアンス・ステーションを開設し、その枠組みの実施基盤として、京都大学大学院医学研究科に「先端医療基盤共同研究講座」を設置しました。
詳細は以下URL(京都大学医学研究科HP)をご覧ください。
日本語:
http://www.med.kyoto-u.ac.jp/blog/japan/news/news-prerelease/2017-6-5-2/
English:
http://www.med.kyoto-u.ac.jp/en/english/news/news-prerelease/2017-6-5/
大日本住友製薬・小野薬品工業・田辺三菱製薬・杏林製薬 の支援によるイノベーティブな創薬人材養成のための京都大学医学研究科寄附講座“創薬医学講座”を設立しました
大日本住友製薬・小野薬品工業・田辺三菱製薬・杏林製薬の支援によるイノベーティブな創薬人材養成のための京都大学医学研究科寄附講座
“創薬医学講座”の設立について
国立大学法人京都大学大学院医学研究科は、平成28年4月、大日本住友製薬株式会社・小野薬品工業株式会社・田辺三菱製薬株式会社・杏林製薬株式会社(賛同順)の4社の支援を受け、ポストゲノム時代の我が国の創薬を産学両方で担う人材の養成を目的とし寄附講座「創薬医学講座」を設立しました。(平成32年3月まで。期間終了後は3年ごとに延長を協議)
設立の背景と趣旨
21世紀初頭のヒトゲノム配列の決定以来のオミックスの進展、様々な遺伝子・ゲノム操作法の創出、イメージング技術の革新、ビッグデータの集積など、近年の医学の進歩はめざましく、いまや、基礎医学、臨床医学が渾然一体となって、医学の本来の目的である病気・病態の解明が行なわれています。この進歩は、本来必然的に、医学の究極の目的である新規治療法による病気の克服、とくに新規医薬品の創出、に結びつくべきものですが、ここでの進展は遅れています。独創的新規医薬品の創出は、医学の知を創造する大学医学部と最先端の製薬技術を有する製薬企業との密接な連携によってのみ達成されるものです。京都大学医学研究科では、早くから、この点に着目してメディカルイノベーションセンターを設立し、創薬のための大型産学連携プロジェクトを次々と展開してきました。この展開を、単なる一過性の現象に止めず、将来にわたって発展させるためには、ここでの経験からポストゲノム時代の創薬手法を抽出するとともに、最新の医学と創薬技術に通暁してアカデミアと製薬企業の双方で今後の創薬を担う人材を養成することが必要です。創薬医学講座は、この目的を達成することを使命としています。医学研究科の中で、医学の系統的教育を行う、産学連携での創薬人材育成は、我が国で初めての試みです。
活動内容
創薬医学講座では、上記の大型産学連携創薬プロジェクトに従事している教員がその活動と経験より医学の進歩に密着した創薬手法の抽出を図るとともに、支援企業と連携して将来創薬の現場でこれらの手法を駆使して働く人材を養成します。
研究は、ヒトでの情報をいかに実験系におとし込むか、また、モデル動物での所見のヒトでの有用性を前臨床段階でいかに検証するか、という双方向性の創薬手法の探求を中心とします。
また、教育は、① 基礎医学知識の系統的な理解と実験手技の修得、
②最新創薬に必要な医学関連領域のリテラシー修得、
③ヒトの各疾患を対象とした病理・病態から医薬品開発までの演習、
④iPS創薬を含む製薬技術から始まり、バイオバンク、ビッグデータ、バイオマーカー、治験、知財、薬事行政、ビジネスモデルまでに至る創薬基盤教育、の4つのレイヤーで行います。(図参照)
対象は、製薬会社で創薬の中心を担う医学部以外の学部出身者、既に製薬会社で創薬の経験を積んでいる研究者、医師・医学部出身者、などとし、医学部以外の学部出身者は、修士課程から小グループでの講義・実習を通して解剖学・生理学・病理学を中心とする基礎医学の系統的理解から始めます。また、製薬会社研究者、医師・医学部卒業生は、これまでの経験から今後必要と思われるレイヤーからの教育を受けます。さらに、メディカルイノベーションセンターでの産学連携プロジェクトやその他の産学共同研究プロジェクトでの創薬研究に参加して実践を行います。カリキュラムの特徴は次の通りです。なお、講座運営にあたっては、協力製薬企業との協議会を設け、企業などが求める人材像を反映させながら、キャリア教育を行います。
1.医学と創薬の4つのレイヤーからなる融合カリキュラム
4つのレイヤー(図参照)を段階的に修得していくことにより、医学のみならず、創薬の様々な過程に必要な知識を身につけ、創薬の様々な過程に対応できる人材を育てます。
・医科学専攻(修士課程)の2年で、この4つのレイヤーを修得していき、修士論文を作成します。続く博士後期課程の3年で、それぞれのキャリアパスに沿った領域分野にて研究を行い、博士論文を作成します。
・医学専攻(博士課程)の4年では、それぞれの経歴、キャリアパスに合わせて4つのレイヤーの中の必要な部分を修得し、さらにそれぞれの領域分野にて研究を行い、博士論文を作成します。なお、医学専攻(博士課程)には、社会人特別選抜が設けられています。それぞれの学生のキャリアパスに合わせてカリキュラムを組み、このレイヤーの中の必要となる部分を修得できるような柔軟な単位認定制度を採用します。
2.ハンズオンの実習・演習を重視した実用的なカリキュラム
講義だけでなく、実習、演習、ディベート形式を使用したアクティブラーニングを重視し、創薬の様々な場面で役立つ人材を育てます。
3.グローバル化へ対応したカリキュラム
医学研究科と連携し、外国人教員、クロスアポイントメント教員を採用し、外国人講師の招聘を行います。実際の治療法、創薬の有効性、事業性、などのテーマを取り入れ、英語によるディベート能力を養います。
平成29年4月1日 入学生募集
大学院説明会:平成28年5月21日(土)にて募集要項配布開始
出願受付:医科学専攻(修士課程):平成28年7月12日(火)~14日(木)
医学専攻(博士課程)は9月頃、医科学専攻(博士後期課程)は1月頃
(予定)
詳細については必ず募集要項をご確認ください(http://www.med.kyoto-u.ac.jp/apply/entrance_examination/)
*協力製薬企業を随時募集中です。ご連絡お待ちしております!(contact@ddm.med.kyoto-u.ac.jp)
創薬医学講座のホームページを公開しました
創薬医学講座のホームページを公開しました
http://www.mic.med.kyoto-u.ac.jp/dddm/
TKプロジェクトは平成28年3月31日に終了いたしました
メディカルイノベーションセンター SKプロジェクトのホームページが完成致しました。
経済産業省「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」の交付が決定しました。
京都大学メディカルイノベーションセンター(以下、京大MIC)は、2012年度の経済産業省「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に「革新的治験薬候補品のヒト臨床への外挿性を高める実証・評価事業」を申請しました。申請は、厳しい審査の結果、2013年2月に採択され、同6月に正式に交付が決定しました。
先端技術実証・評価設備整備費等補助金は、新たに事業化を目指す革新的な技術等の実証研究、試作品製造若しくは性能・安全性評価、又は製品の製造に必要となる設備等の導入に必要な経費の一部を支援することにより、企業等における革新的な技術に対する実証・評価等を促進し、当該技術を用いた新製品の量産化への橋渡しを行うために実施するものです。
従来の医薬品開発では、医薬品の基となる治験薬候補品のヒトでの安全性、有効性の実証・評価が不十分であるため、成功確率が極めて低いものとなっていました。この問題を解決するためには、企業単独でも大学単独でも解決することはできません。京大MICの活動は、オープンイノベーションを志向し、大学と企業とが一つ屋根の下で協働してこの問題を解決する新たな試みです。
現在、京大MICでは、疾病分野ごとに企業と1対1の包括的組織連携により、治療満足度が低い肥満、統合失調症、癌、慢性腎臓病、アルツハイマー症の革新的な創薬を開発する4つのプロジェクト(TK、DSK、TMK、SKプロジェクト)が進行しています。2013年4月には、拠点となるセンター棟も完成しました。このような一連の京大MICの活動が評価され、今回の交付につながりました。
京大MICは、今回の申請で、治験薬候補品のヒトでの安全性、有効性を実証・評価を行うために、次の設備を整備します。:①セルソーター(患者サンプルから目的細胞の分析・分取)、②病理診断解析システム(患者サンプルなどの組織学・病理学的解析)、③Echo-MRI(脂肪等の体組成を分析)、④インテリケージ(行動、記憶学習能力を測定)、⑤invivoイメージングシステム(患者由来の癌細胞を移植して抗癌活性を測定)。
これらの設備とヒトの臨床サンプル、iPS細胞等を用いて、京大MICで開発された治験薬候補品を実証・評価することで、より成功確度が向上した医薬品の開発に結び付け、一日も早く患者さんのところに届けることを目指します。
経済産業省「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」HP(2012年9月公募分)
http://www.mizuho-ir.co.jp/topics/inov-office/04/02.html
塩野義製薬株式会社と京都大学は、「シナプス・神経機能再生に基づく創薬・医学研究プロジェクト(略称:SKプロジェクト)」につきまして、共同研究契約を締結致しました。
塩野義製薬株式会社と京都大学は、「シナプス・神経機能再生に基づく創薬・医学研究プロジェクト(略称:SKプロジェクト)」につきまして、共同研究契約を締結致しました。
http://www.shionogi.co.jp/ir/news/detail/130313.pdf
メディカルイノベーションセンター TKプロジェクトのホームページが完成致しました。
メディカルイノベーションセンター
TKプロジェクトのホームページが完成致しました。
http://www.tk.med.kyoto-u.ac.jp/
Science 2012年4月13日号にメデイカルイノベーションセンターの広告を出しました。
Science 2012年4月13日号にメデイカルイノベーションセンターの広告を出しました。
京都大学メディカルイノベーションセンターのHPを開設しました
京都大学メディカルイノベーションセンターのHPを開設しました
https://www.med.kyoto-u.ac.jp/
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